熊猫日記

一時期、Bearhunter(ベアーハンター)と呼ばれたほど!?の熊好き☆ クマをこよなく愛する熊猫(パンダ)の気まぐれ日記を気が向いたときにでも・・・

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Location: Japan

クマをこよなく愛し観賞する事を生きがいにしている熊猫(パンダ)。 ただ、相手には結構ウザがられている!?ようだがお構い無しにチャチャを入れつつ日々を楽しんでいる。

Wednesday, April 26, 2006

☆健康第一☆

 昨日は本当に取り乱した気がする。
自分の身近に居る人に何かがあると、頭の中が空っぽになってしまうのかもしれない。特にいつも元気な人がそうなると余計に自分がどうしていいのか分からなくなってしまう。

 私の友人に何年か前、重病を患った人が居る。死ぬか生きるかの境目を体験した人だ。その人は人を客観的に判断する能力がとても高く、自分の家族の性格をよく理解している。その人は自分が倒れた時の事を明確に覚えているのだが、その時、いつもしっかりしている母親が急に取り乱したりした様子や、自分が救急治療室に入り苦しむ中、母親が横で大泣きしていた様子をしっかりと観察していたのだとか。
 その家族や今回の私の体験を例に挙げてみても分かるが、家族(又は大事な人)など身近な存在に何かがあったとき、冷静に対処できる人がどれだけいるのだろうか?と言う事だ。

 今回、私の最愛なるKumaが体調不良を訴えだした時から、不安はあった。実際に倒れられたら、異国の地でどう対処したらいいのか?救急車を実際に呼べるのか?
そう思った時点である程度の準備をしていた方がよかっただろう。そうしていたら、昨日のような動揺は無かったかもしれないのだが・・・。
しかし、昨日は自分に出来る事が分からず怖かったのは事実ではあるわけだし、常に何が起こるかわからないという状況を想定して生活をしないといけないかもしれない。
 
 今回大きな事にならなかっただけでも感謝しなければならないだろう。

 昨夜、Kumaは帰宅しないであろうと思っていたが、なんと、夜中の0時に病院から追い出され帰宅したのだ。
診断結果は夜23時以降まで出なかったのだとか・・・ やっと結果が出たと思ったら、異常なし。胸の辺りの違和感の原因は分からないが、肺も、心臓も異常は無いので帰って大丈夫だ!という診断結果だったらしい。実際に私は不安でなかなか寝付けなかったので、起きてはいたが、そんな夜中に家に帰されるシステムにびっくりしている。しかし、帰宅してくれて本当にホッとした。
Kumaの帰宅と共に私達に幸せが戻ってきたような感じがした。

 やはり健康第一!健康万歳!

 しかし、安心は出来ない。これからも何が起こるか分からない。そろそろ「スウェーデン滞在 救急マニュアル」でも作成した方がいいかもしれない。

とっさのスウェーデン語:Hjälp!! (ヤルプ)     意味:助けて!!

Tuesday, April 25, 2006

一人の夜

今日はスウェーデンに来てはじめての一人の夜。
今、夜の22時だが、Kumaがまだ帰ってきていないのだ! 初めて不安な気持ちになった…。
今、Kumaの不在で何か想像してる方もいらっしゃるとは思うが、Kumaが帰ってきていないのは、密会する相手が居るわけではない。(見えない事だけに、可能性はゼロだとは言えないが、私はKumaを信用している。)
今日、Kumaは体の不調から検診へ出かけた。学校の帰りに検診へ行ってくるとだけ知っていたが、それ以降何時に帰るなどの詳細は一切分からなかった。
夕方5時近くに電話がなった。Kumaからだ!
内容は、まだ検査の結果が出ないため遅くなるとの事だった。ちょっと不安になった。二度目の電話は5時半過ぎになったが、その内容は私をもっと不安にさせた。Kumaの体の不調の原因が分からないため大きい病院へ移動させられるとの事だった。夕方6時近くの話だ。
この話の流れだと今日の帰宅は不可能だ・・・と予測せざる得ない。
帰宅しない!?もう一度そのことを考えた時、彼の体の心配にくわえ、一人の夜が不安になった。今晩は、私がこの家を守らないといけない。私は何がなんだか分からなくなり、家の中をフラフラ歩いていた。

落ち着いた頃、友達からの電話。なんだか少しホッとした。友達の声を聞いただけで一人ではないような気持ちになれた。大事な存在だ。

当のKumaだが、まだ検査の結果が出ていないようだ。血液検査、心拍数を測る検査などを済ませ、結果を待つのみらしのだが・・・ 結果報告は未だ無いようだ。
今電話があったが、個人部屋を用意してもらって、そこで待っているとのことだった。少し寝て結果を待つことにしたらしい。しかし、個人部屋を用意されると不安になるのは私だけだろうか?
何も無い事を祈りながら今日は一人で寝ることになる。
Kumaは結果を今までもらえず一人寂しく病室に寝ることになるだろうし、もっと不安だろう。私達の一人の夜は何とも不安に満ちた一夜になりそうだ。

Wednesday, April 19, 2006

24

今、「24」と聞いて何か分からない人はいるだろうか?
正直に言うと、私も「24」が日本で話題のとき、そこまで詳しくは無かった。
24というドラマの存在、大体の内容は話では聞いていたので知っていたが、スウェーデンに来る前に1度も見たことはなかった。流行についていけていなかったが、実は今話題の最先端に躍り出ている。

スウェーデンではアメリカでの放送とほぼ同じタイミングで最新の「24シーズン5」を放送している。多少Kumaの影響はあるが、今まで全く興味を持たなかったアメリカアクションドラマに夢中になっている。「24シーズン5」の放送は週に1度。衛星放送のようなチャンネルではなく、全国ネットのTV局で放送しているので衛星チャンネルを持っていなくても気軽に見れる環境である。そう!とても身近なのだ!
私のように面倒臭がりな人からしてみれば、とっても都合が良い。
今で、だいたい13話か14話くらいまでは見ている。
しかし、私のスウェーデン滞在は5月中旬まで。
それまでに24話全てが終らないのだ!本当に最悪なタイミングでの帰国になる。結末が分からないままで終るのだ。どんな気分か想像していただけるだろうか?

が、今回はシーズン5の話ではなく、前作の話だ。
昨日、一昨日で「24 シーズン2」を全て見た。

今、スウェーデンではイースター休み期間である。1週間の休みで色々な事を二人でしたが、最終日に近づくにつれ段々やる事もなくなってくる。はっきり言って暇だ。夕方過ぎれば店も開いていない。
土曜日は晴天だったので、Kumaと二人で自転車で30分くらいかけてIKEAまで買い物に行って来た。しかし、また自転車に乗ってどこかへ行く気力も無いし、天気も良くない。
一昨日の夕方から私たちは二言目には、「今から何しよう?」とばかり言っていた。
TVも面白くない。ゲームをするムードでもなく、交互にインターネットをしたり、本を読んだり、勉強したり・・・ としていたが長続きはどれもしなかった。
何か夢中になれる物が欲しくて、私も適当に、「24」前作を見るのはどう?と提案してみた。すると意外にもKumaはすんなりOK!(Kumaは前作全て既に見ているので嫌がるだろうと思っていた。)
目的を見つけた私たちはホントに嬉しく、キャーキャー騒ぎながら「24マラソン」を開始した。ハラハラ・ドキドキの世界とはこういうものだ。
夕方16時から見始めたが夜中の1時まで止まらなかった。(眠たくなるまで)次の日はもちろん、朝食を済ませ、続きの「24」。24マラソン第二ラウンド開始!!結局終ったのは夜21時。
合計すると約18時間ちょっと・・・。 もちろん見ながら食事などはしているが、ここまでぶっ続けで夢中に見た自分に驚いている。


数年前から、日本では韓国ドラマが奥様方に人気になり日本全国に火がついたが、その原因の1つには、TVの力も関係していると思わずにはいられない。普通の全国TV放送チャンネルで、しかも吹き替え版で気軽に見れたのが人気になった原因の1つであると思う。

私が夢中になり始めている「24」の内容的には銃で打ち合ったりするシーンが多いし、人を殺す場面も多々出てくる。社会秩序、教育的問題を考えるとあまり良いとは思わない人もいる可能性もあるので、日本でも放送は限られているのかもしれない。
ま、私が言いたいのはそういう事ではなくて、結局何が言いたいか?というと、私が今まで全く興味も無かったアメリカアクションドラマに今更なぜ夢中になっているのか?ということだ。
結局それは、確かに内容もドラマの作り方にしても人をひきつけるものはあるが、私からしてみたら、もっとも身近なところに「24」があったというだけだと思う。身近に存在しているというのは、本当に影響力があることだと思う。

私はハッキリ言って、気まぐれ24ファンではあるが、遅ればせながら、「24」に夢中である。

Saturday, April 15, 2006

10ヶ月記念日Part 2





(土曜の夜の町並み)


Saturday, 08, April, 2006

今日はケーキを作った後は二人で色々と楽しい記念日を過ごした。

まず、2・3日前にKumaが買ってきたPS2専用のゲームソフト「みんな大好き塊魂(KATAMARI DAMASHII)」を楽しみ、夕方からは、自転車で街までサイクリングをした。

街まで行って何もしなかったわけではない。二人で土曜の夕方の街を歩いた。すると、どの店も閉まっていた。スウェーデンでは大体のお店は土曜日は15時頃までしか開いていないのが普通だ。今回、街を歩いた時間は大体19時頃だった。もちろん閉まっていて当然だ。だが、外の明るさに騙されていて自分達で実際の時間を時計で見るまで、なぜ店が閉まっているのか気がつかなかった。

最近はスウェーデンでもどんどん日が長くなってきている。そのせいか、上記したように時間の感覚が無くなってきているのだ。空はだいたい20時頃まで明るい。日本ではこの時間帯で明るい事は夏でも無いと思う。お腹が空いてこない限り、空の明るさに騙されて夕食を忘れてしまいそうだ。(私達は最近夕飯が遅くなってきているのは確かだ。)

散歩を終え、街でそのまま夕食を取ったのだが、色々と探したあげく、結局入ったお店は「Burger King」だった。笑 せめて、スウェーデンでしか無いメニューを食べよう!と思ったが注文したのは、チーズバーガーセット(貧乏性か、値段を見てしまっていた!)しかし、最後の抵抗としてセットの飲み物はスウェーデンの物を選んだ。


Loka(ローカ)」という炭酸入り水だ。











(ノーマル)   (レモン味)

最近は日本でも炭酸入りの水は簡単に手に入る。しかし、私がまだ高校生の頃、海外で普通の水だと思って買ったはずが、それに炭酸が入っており、世界で一番まずい水だ!と思ったものだ。しかし、現在では、好んでそれを飲んでいる。口の中がサッパリするのだ!(もちろん、炭酸入りだと分かって飲んでいるから大丈夫なのだろう!)特に、油っぽい食事の時はいい。コーラのような炭酸入りジュースを飲むよりいいと思うので、是非お勧めしたい代物だ。

夕食は簡単に済ませ、その後は二人で映画を楽しんだ。日本では何度も映画館へ行ってデートを楽しんだが、スウェーデンに来てからは今回が初めてだ。

初映画のタイトルは「アイスエイジ2」。すごく楽に楽しめる映画だと思う。素直に笑う事が出来た。日本での公開はまだらしい。スウェーデンでは日本より公開が早いので言葉が分かればスウェーデンに滞在の間に沢山見ておくといいだろう。(私は、あまり英語が理解できないので日本で見たほうがいいのかもしれないが…。)

スウェーデンの映画館だが日本の映画館に比べると作りは少し違う気がする。まず、飲み物置はイスに設置されてはいない。しかし、食べ物や飲み物などを持って映画を観るのは当たり前のようだ。(イスの下はポップコーンが散らばっていた。)私達も、量り売りのお菓子と、映画には欠かせないポップコーン!ではなく、スナックのようなお菓子(スウェーデンではよくあるようだ。)を買って、映画を楽しんだ。映画が終わったのは、21時30分。外は雨だった。が、映画館に入った時よりも外には人が溢れていた。映画館の周りにはバーやパブ、カフェなどが並んでいる。今日は、土曜日。そして、学生さん達は今日からイースター休みだ。騒がずにはいられないだろう…。

  
映画館
              










21時以降の街の自転車置き場










私達は雨が降る中自転車で行きと同じ道で帰った。雨のサイクリングもなかなか面白い。もしかしたら、Kumaと一緒だから楽しいのかもしれない。でも、それだけではなく外灯がムードを作ってくれたように思う。外灯の光が地面の水溜りに反射してとてもロマンティックな夜になった。(ただ自転車で街から帰るだけだったが…。)

それに、家←→街の道は何ともスウェーデンらしい。住宅街と森を抜けると街に出る。もちろん違う道もある。しかし、この道が一番の近道だ。私達は夜もこの道を通ったが、何とも神秘的な道だと思った。一人だったら100%怖くて通れない道なので、今回体験できてよかった。

自分達の住んでいる場所のすぐ側に小さな森があるのは、本当に羨ましい限りだ。日曜などは、散歩をしている人が多い。スウェーデンの人はきっと自然と上手に共存できているのだろう…。

Thursday, April 13, 2006

10ヶ月記念日☆

Saturday, 08, April

今日はKumanekoKumaの10ヶ月記念日だ。

私はこの10ヶ月記念日に何かをしたいと思った。そんなある日、図書館で私でも簡単に理解できそうな料理本を見つけた。今、私Kumanekoはスウェーデンで生活している。図書館で見つけた料理本ももちろんスウェーデン語で書かれていた。確かに今、スウェーデン語を勉強しているが、料理本には専門用語もある。少々難しい言葉も多く、辞書は手放せない。

私は、図書館に行く度に色々な料理本を見てみるが、私が興味を持つものは、もちろん美味しそうなものだけでなく、材料が少なく作り方の説明が短いものが優先となる。

今回は10ヶ月記念にケーキを作ってみる事にした。

スウェーデンのアパートは日本のものと比べるとはるかに大きい。だいたい日本で6畳くらいの家賃で、スウェーデンでは12畳以上の部屋はゲットできる。それだけではない!キッチンに備わっているのは広い調理場とオーブンだ!学生寮でもオーブンは必ずある。

しかし、日本人の私は少々残念に思う事がある。コンロの部分だ。スウェーデンでは電気コンロが主流のようだ。電気コンロだと火の調節が少々難しくなってくるため、日本のガスコンロが恋しくなる場合もある。が、よく考えると、鍋の底が炭だらけにならないのはいいところかもしれない。

正直な話、私は家事全般は得意だとは言えない。しかし、自分にチャレンジ精神はあると信じている。今回ケーキに挑戦するのも、せっかく付いているオーブンをちゃんと使った事が無かったからだ。しかし初心者の私は、ケーキを選ぶ時点でちゃっかりオーブンの使用時間が少ないものを選んでいた。笑 使用時間5分!初使用としては最適ではないだろうか?結局、私が選んだケーキはというと…。レアーチーズケーキだ。

このケーキのスウェーデン語タイトルは

Vitcholkad cheesecake(ヴィートフックラド・チーズケーキ)」

Vitcholkad(ヴィートフックラド)とは、ホワイトチョコレートのことである。そう、今回のチーズケーキにはホワイトチョコも入っている。

作成後、冷凍庫で1日(24時間)寝かせないといけないので、まだ食べてないが、失敗ではない。本に載っていた通りの形になっていたから大丈夫だろう。

しかし作ってみたら、このケーキは少々。今度は作り方も記載するつもりなので時間のある人は作ってみて欲しい。

Sunday, 09, April, 2006

今日、昨日作ったケーキの味見が出来た。

まずは冷凍庫からケーキを出してみた。すごく美味しそうで早く食べたくてしょうがない私は、取り出したばかりのケーキにナイフを力いっぱい入れてみた。笑 

もちろん、かなりの力が必要だった事は想像していただけるだろう。

そして、以外にも冷凍庫から出したばかりのケーキは美味しかった。バニラがビスケットで挟んであるアイスクリームを食べた事があるだろうか?冷凍庫から取り出したばかりの固いケーキはまさにアイスクリームだった。

しかし、実際作ったものはレアチーズケーキ。ケーキが溶けるのを待ち、Kumaと味見してみた。一口目は、すごく美味しいと思った。普通のレアチーズケーキとは違って、ホワイトチョコの風味もある。しかし、2口、3口と続けるうちに、くどくなってきた。

やはりチョコがくどいような気がする。しかし、もしかしたら、ブルーベリーのようなさっぱりしたソースのようなものと一緒に食べたり、フルーツを添えたりするともう少し、食べやすいかもしれない。

私達は2人しかいないので、残りのケーキは一人分ずつにカットして冷凍庫に保存してある。そう!このケーキのいいところは、残ったものを冷凍保存出来るという点だ。

よかったら試してもらいたい!

  









今日のスウェーデン語Det är fett!(デッツゥ・アル・フェッツゥ)

意味:スゴイ!(若者言葉)→実際「fett」=油 の意味。スゴイ以外に「油っぽい!」の意もある。